幸村は佐助の下衣をまくると、佐助の秘部に自分のものを慣らしもせずにあてがった。
まさか、という恐怖が佐助の脳裏をかすめる。
「旦那……お願い……やめて……!」
佐助の願いは聞き届けられず、固い彼女の中に強引に侵入してきた。
「きゃああああ!」
遠慮も、労りもない。
己が欲望を満たすためだけの挿入だ。
一気に中まで貫かれ、佐助は痛みに悲鳴をあげた。
痛みでぼろぼろと涙がこぼれた。
忍がこのようなもので泣いてどうする!と、僅かな理性が訴えないわけではなかったが、気の遠くなる痛みの前では意味がない。
「佐助、もっと、もっと泣け……泣いて、鳴いて、お前は永遠に俺だけのものだということを理解しろ!」
幸村は佐助の中を思いのまま蹂躙する。
やがて佐助も苦痛のなかに感じる快楽を見い出し、声を上げ始めた。
「……あ、ああ」
それはまるで熟した木の実が木から落ちるように、最高を満たし、耐えきれず溢れたふっくりと熟れた快楽の艶声。
「佐助……佐助……」
うわ言のように女の名を呼ぶ男に、応えるように女は腕をまわした。
それは何かにすがるために無我夢中で伸ばされた腕であっても、
幸村の快楽の絶頂を迎える助けになったことは確かだった。
*****
行為は一度は絶頂を見せたが、それだけで終わらなかった。幸村自身は佐助の中で存在感を表し、その質量で佐助を苦しめる。
幸村はまた緩やかに動きだした。
徐々に動きを速めながら、佐助に噛みつく。
「……旦那……」
肉を食い千切るような強さに、佐助は眉をひそめた。
「佐助……」
幸村は吐息のように小さい声で佐助に囁いた。
「お前は俺のものだ……」
まるで、与える痛みが二人を繋ぐ鎖だと誇示するが如く。
幸村は佐助の体に、歯をつきたて続けた。
終わり